北フィンランドのデザイナーズグループmainoaの活動
by mainoadesign
カテゴリ
全体
NEWS
はじめまして
デザイナー紹介
Irma Annanpalo 木製品
Terhi Vähäsalo 白磁器
浦田愛香 フェルト製品
イベント報告
Publication
Finlandの四季
お知らせ
Shop
à Terre (大阪福島)
鹽屋(shioya)
(京都三条)
Stone Field
(広島市佐伯区)

ネットショップ「北欧雑貨」
北欧雑貨

--------------------------------------
Publication
北欧スタイルNo.13
北欧スタイルNo.14
(エイ出版社より1260円)でmainoaDESIGNを紹介していただいています。
--------------------------------------

Aika Felt Works ブログもご覧ください。フィンランドの自然、フェルト製品のより詳しい情報など載せています。

以前の記事
2011年 02月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 02月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
美しく厳しい自然
私達のmainoaDESIGNの拠点は北極圏に近い北フィンランドです。

夏は沈まぬ太陽の白夜が続き、時には日中の気温が30度を越すこともあります。人々は長いサマーホリデイをコテージで過ごし、畑仕事や釣りを楽しみます。
a0092531_343562.jpg
その夏は短く、8月下旬にはもう秋めいてきますが、フィンランドの秋は森の恵みを味わうことで堪能できます。TattiやHaperoと呼ばれる美味しいキノコ類と、北部の沼地に自生するホロムイイチゴ、ブルーベリー、赤くてほろ苦いリンゴンベリーが順に実をつけます。収穫されたイチゴは冷凍され、どのお母さんも得意なベリーのパイやジャムなどとして、1年中フィンランドのテーブルを彩ってくれます。雨の日が多い秋ですが、白樺の木の葉が黄色く色づき、ベリー類の葉も赤く燃えるような紅葉を見せてくれます。
a0092531_3443069.jpg
その落ち葉がまだ道を黄色く覆っている時期に、もう初雪が降ります。冬の到来はやはり雪が世界を白く包んだ時に実感できます。気温がぐんぐん下がり、マイナス10度を下回り、クリスマス前にマイナス20度を割ることも少なくありません。鼻が凍り、まつげが凍り、二重にした手袋でも時には耐えられない寒さになります。
a0092531_3573744.jpg
夜が早く訪れ、夕方4時ごろには真っ暗になり、朝11時くらいまで明るくなりません。だるくこもりがちな季節ですが、この時期、空にはオーロラが現れます。運の良い時には見渡す限りのオーロラの帯が空をめぐることもあり、さらさらと降り注ぐような光の筋を見れば、この寒さも吹き飛ぶ気がします。寒いからといってこもってばかりではありません。週末には冬のスポーツ、スケート、スキー、アイスホッケーを楽しむ人をよく見かけますし、どんなに寒くても凍った道路、雪の上を自転車で行く人もいます。みなさんたくましいですよ。暗い時はキャンドルをたくさん点し、クリスマスには窓辺にたくさんのイルミネーションがきらめきます。家のなかで昔ながらの機織りや編み物、木工にいそしむのもこの季節です。
a0092531_455691.jpg
雪は4月ごろ溶けはじめ、街はちょっとした洪水のようになってしまいます。なかなか暖かくなってくれず、春の訪れは遅いですが、太陽の光はまたぐんぐん強くなり始め、日の長さも驚くほど長くなっていきます。長い冬の後、芽を出し始める草花は夏への期待と喜びを育んでくれます。

森と湖の国フィンランドの、特に私達の住む北の地には、大きく広がる空間と自然が、日常の疲れや苛立ちを洗ってくれるような気がします。物の形をゆるやかに覆う雪や、雪が物の複雑さを白く覆い象徴化する世界から、私達はいくらかデザインのヒントを得ているのかもしれません。

(Aika Felt Worksのブログで季節の移り変わりを詳しく書いていますので、こちらもお楽しみください。Aika Felt Worksのブログへ
[PR]
# by mainoadesign | 2006-11-10 04:42 | Finlandの四季
浦田愛香 (うらた あいか)
a0092531_2119341.jpg
家具・インテリアデザインを学んだ後デザイン会社で3年間家具デザインに従事。2001年フィンランドに渡りラップランド大学でフェルトに出会い、そのデザイン・マーケティングでMA取得。2005年 Aika Felt Works 設立、ウールの原毛から手作業で1点ずつ作る作品と、工業用フェルトを使った機能的な製品の両方をデザイン・販売する。フィンランド北部、ロヴァニエミ在住。

「私にとって、ウールの原毛が、ソープとぬるま湯だけで1枚の布になるという過程は新鮮な驚きでした。今でもウールを幾層にも広げ最初の湯をさす瞬間が一番好きです。フェルトは多岐に可能性のある素材で、いつも新しいアイデアをかきたててくれます。」

「フィンランドの、森の季節の移り変わりを人が共有する生き方は、私の生きる空間を広げ、感覚を澄ませてくれるようです。日本で馴染んだかたちや職人の心意気を大切にして、愛着を持ってぼろぼろになるまで使ってもらえるものを作って行きたいと考えています。」
a0092531_21303590.jpg
手作りのウールフェルトはフィンランド人にとってとても馴染みの深い素材。日本人の感性でデザインされた製品はフィンランド人に新鮮さをもってうけとめられている。
[PR]
# by mainoadesign | 2006-11-09 21:39 | デザイナー紹介
Terhi Vähäsalo (テルヒ・ヴァハサロ)
a0092531_20522668.jpg
フィンランド北部シエヴィの、家族経営で陶磁器をデザイン・生産する家庭に育ち、セラミックとガラスを学んだ後、現在はその Sievin Savi Oy でマーケティングや生産も受け持つ傍ら、デザイナーとして活躍する。芸術大学で教えたり、博士課程の研究のために自らも大学に籍を置き、その活動範囲は幅広い。

「私にとって感触はとても重要で、デザインする時に器が指にどのように感じられるかを考えます。表面は滑らかでカーブはやわらかでなければなりません。私は静寂で思慮に満ちたかたちを創ろうと試みます。」

「私の白い磁器のシリーズ、Ottiliaはフィンランドの叙事詩『Kalevala』とその強い女性像に発想を得ています。Ottiliaシリーズでは、細部はそれぞれの部分で異なっていて、いくつかは隠され、それらは使うことによってのみ見つけることができます。」
a0092531_21523100.jpg
彼女の創り出す形は彫刻的で美しい。まさにフィンランドらしいデザインといえるのではないだろうか。
[PR]
# by mainoadesign | 2006-11-09 21:19 | デザイナー紹介
Irma Annanpalo (イルマ・アンナンパロ)
a0092531_20203039.jpg
フィンランド北部、北極圏に近い街、ロヴァニエミに育つ。ジュエリー、ストーンワークの技術を学んだ後、広くデザインを学び、木を素材にデザイン活動を始め、展覧会などの空間デザインもこなす。現在は STUDIO IRMA ANNANPALO から Kotilo というブランドでオリジナルの木製キッチン雑貨などを制作・販売している。二児の母。

「私の目標は、スタイリッシュで機能的な、そして、目を楽しませ普段使いにも十分耐えられるしっかりした製品を創ることです。私は木の持つ自然な感触と美しさを味わい、また多くの場合、鮮やかな色と組み合わせることもします。」

「Kotiloの木製品は最も良い自然の素材だけを使って、全てフィンランド北部において手作業で丁寧に作られており、それは私にとってとても重要なことなのです。」
a0092531_20391034.jpg
自宅にある工房にはたくさんの機械類が並び、フィンランド国内で育った緻密な木材が乾燥・保管されている。彼女独特の色鮮やかさ、形の簡潔さを味わってほしい。
[PR]
# by mainoadesign | 2006-11-09 20:45 | デザイナー紹介
mainoa DESIGN について
みなさん はじめまして。

私達は北欧、フィンランドでも北極圏に近いエリアをホームタウンとして活動している3人の女性デザイナー、磁器のテルヒ・ヴァハサロ、木製品のイルマ・アンナンパロ、フェルト製品の浦田愛香によるクラフトグループ、マイノアデザインです。それぞれのデザイナーがオリジナルの製品を独自にデザイン、生産、販売しています。

mainoaとは北フィンランドの言葉で、感謝すること、賛美することを意味します。美しく厳しい自然の造形美を発見すること、それを賛美することを、私達はデザインによって毎日の生活にとりこめたらと考えています。クラフトとデザインの伝統が息づく、特に冬は厳しい寒さに閉ざされる北フィンランドから、大量生産にはない丁寧な手仕事とユニークなアイデアにあふれたデザインを提唱していきます。

「フィンランドにはハンディクラフトの伝統があり、自宅に木工用の機械やツールを持ち、家の中のたいていの事なら自分で修理したり作ったりしている方が今もたくさんいらっしゃいます。地域にあるクラフトセンターや自宅のスタジオで、織物やニット製品を手作りで製作・販売するクラフト作家が多いのもその一面です。私もそんな生き方をしたいと思い、フィンランドにスタジオを設けました。そのようにして生まれたとても個人的なものたちを、日本にも紹介したいという思いから、mainoa DESIGNを発足しました。マーケティングを自分たちで行い、製品のことを直に伝えたいというのも私たちの取り組みです。」(Aika Felt Works 浦田)

これまで私達は、製品をフィンランド国内のショップを中心に販売してきましたが、2006年秋から初めて日本でも販売を開始することになりました。生産者自らが製品を梱包、日本に輸送し、販売店やギャラリーの方と話し合って製品を販売していきます。これらは全て、価格が高いハンディクラフトのコストをできるだけ抑えてお客様に買っていただきたいという思いからです。
a0092531_1914929.jpg


日本からは地球の反対側に位置する場所で生まれたものが、日本の皆様にどのようにうけとめられるのか、不安でもあり、また楽しみでもあります。
ご意見、ご要望などお聞かせください。よろしくお願いいたします。
[PR]
# by mainoadesign | 2006-11-09 19:08 | はじめまして